チュベローズで待ってる

こないだ買ってからちまちま読み進めて、やっと読み切りました。

馬鹿で内容のない感想だけど、ちょっとだけ長くなりそうだから、

ツイートするよりもこれでまとめとこうと思ったので書いてみます。

結末とか大事なことに関してのネタバレとかはないと思うけど、まとまりのない感想文なので「くそつまんねぇ文章書くな!!」とかって怒らないでください。

 

 

まず、読み終わって思ったのが、

「自分の今いる世界がなんとなく灰色がかって見える…。」

っていう漠然とした感覚。

でもこれは、加藤さんの本を読み終えたら、いつも大体思ってた。

(処女作のタイトルがピンクとグレーだから?とかっていうのも一瞬思った 笑)

そりゃ児童文学とかハッピーなラノベじゃないから、底抜けに明るい結末じゃないし、感覚としては普通なんだけど。

この灰色はなんだろなーって考えた時に思ったのが、

「自分の住む世界との色の違い」

かなと。

私が物語を通して見た色が私の世界にない。

灰色がかって見えてるんじゃなくて、もともとそこまでの強い色はなかったことを痛感してる。

そんな感じ。

加藤さんの本は特別、色が強い気がする。

蛍光色というよりは、原色とか濃ゆい色とかの強い色。

一色あるだけでも充分に目立つ色を何色も何色も使って作り上げられてて、その色の強さに気付けない。

全部終わって、加藤さんの作品から目を外すと、まるで色が抜け落ちたように感じさせる。

たぶんこういう原理で、私が見えてる世界が灰色がかって見える。

あとね、今回のチュベローズはホストって設定だからギラついてたのもある。笑

非現実的な設定だから、そりゃ輝き方とか色味は普段の私よりもうんと違うよね。

 

あとはやっぱり加藤さんの人間味を感じる。

だって加藤さんどう考えてもスペックがすごいじゃん?

まず大前提にはアイドルがあるし、こうやってコンスタントに本を出せる作家さんでもあるし、高学歴だし、結構手の込んだお料理まで出来ちゃうんだよ??

ほぼ人間じゃないと思うんだけど、やっぱり人間なんだなぁ…と。

内容でそれを感じるのはやっぱり大人なシーンですけど、それを経験したことがあるから書けるわけで。

でもまあ、人間味を感じることに関しては過去にツイートしてたから載せとこ。

 そう、加藤さんが悩みながら書いてたんだろうなっていうのが特に好きです。

コンスタントに本を出せるってさっき言いましたが、修正とか諸々に時間がかかっていたであろうことは、発売予定って銘打ってからの実際の発売した日程と、NEVERLANDのMC集の和歌山で確か収録されてたはず……。

あのイケメンがパソコンとにらめっこして、「うーーーーーん」って言ってるのを想像するだけで楽しくなってくるので、それを感じながら読むのが私は好きです。

 

 

いつも思ってる感想を、たまたまチュベローズを読み終わったタイミングで書き始めましたが、これ、書き終わるまでになかなか間が空いてしまった……。

どこで間が空いたのかは、大体で察してもらえるとありがたいです…。

とりあえずは書き終えれたので良かったです。

次の作品楽しみにしてます!!!!!